「肩甲骨はがし」ってよく聞くけど、肩甲骨が動くと何故良いの？

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名古屋金山スタイルUP専門（シェイプアップ、姿勢改善、痛み・動き改善）パーソナルトレーニングジム

『sun-archパーソナルスタジオ』代表棚橋哲也です。

先日毎年恒例のイチョウ祭りに訪れるために、銀杏で有名な愛知県稲沢市祖父江町の実家に帰省してました。

あの銀杏の臭い匂いが嫌で堪らなかったのが、今では地元を連想させる思い出深い匂いになってます。

参考:https://www.city.inazawa.aichi.jp/0000000899.html

最近、yotubeやSNS等で肩甲骨はがしの動画をよく見るけど、「肩甲骨はがしや肩甲骨を動かすと身体に取って何故良いのか？」についてお伝えします。

肩甲骨の役割

「肩甲骨（けんこうこつ）」は、背中の上部にある、天使の羽のような形をした左右の骨のことです。

この肩甲骨は、肩の関節にとって重要な役割をしており、腕の様々な動きを可能にします。

また、多くの筋肉が肩甲骨に付着しており、上肢の動きや安定性をサポートしています。

実この肩甲骨は「上半身の動きの司令塔」であり、「代謝のスイッチ」でもある、非常に重要な場所なんです。

なぜ肩甲骨を動かすことがそれほど重要なのか、美容と健康のメリット、動かないデメリット、そして簡単な運動方法をお伝えします。

沢山の筋肉が集まる交差点だから

肩甲骨の周りには、首、肩、背中、腕、胸へとつながる、大小さまざまな筋肉が張り巡らされています。

もし肩甲骨がガチガチに固まると、これらの筋肉もすべて動きが悪くなり、血流が滞ってしまいます。逆に、肩甲骨がスムーズに動けば、上半身の筋肉が一気にほぐれるのです。

「脂肪燃焼スイッチ」が集まっているから

肩甲骨の周りには「褐色脂肪細胞（かっしょくしぼうさいぼう）」という特殊な細胞が集まっています。これは、体温を上げるために脂肪を燃やして熱を作る、いわば「体内のヒーター」の役割をしています。

肩甲骨を動かしてこの細胞を刺激すると、ヒーターのスイッチが入り、代謝が上がりやすくなります。

「首こり・肩こり」の解消
肩こりの原因の多くは、肩甲骨周りの筋肉が緊張して血流が悪くなっていることです。肩甲骨を動かすことは、肩こりの根本的な原因をマッサージしているのと同じ効果があります。頭痛の予防にもつながります。
呼吸が深くなり、疲れにくくなる
肩甲骨が固まると、肋骨（ろっこつ）の動きも悪くなり、呼吸が浅くなりがちです。肩甲骨が動くと胸が開きやすくなり、深い呼吸ができるようになるため、全身に酸素が行き渡り、疲れが取れやすくなります。
冷え性の改善
「体内のヒーター」が活性化し、さらに背中の大きな筋肉が動くことで全身の血流が良くなるため、体がポカポカと温まりやすくなります。

「天使の羽」が現れ、美しい背中に
肩甲骨が埋もれて丸くなった背中は、実年齢より老けて見えがちです。肩甲骨がしっかり動くと、背中の余分な肉がすっきりし、肩甲骨のライン（天使の羽）がきれいに出る、若々しい後ろ姿になります。
猫背が改善し、スタイルUP
肩甲骨を寄せることができるようになると、自然と胸が開き、猫背（巻き肩）が改善します。姿勢が良くなると、それだけでスタイルが良く見え、バストトップの位置も上がって見えます。
顔のたるみ予防・小顔効果
意外かもしれませんが、肩甲骨周りの筋肉は、首や顔の筋肉ともつながっています。肩甲骨がほぐれて正しい位置に戻ると、首筋がすっきりし、顔のたるみやむくみの改善も期待できます。