体型・姿勢・痛みに悩む人を救う。
美姿勢で誰からも憧れられる身体に変身させる✨
自分に自信を持ち、いのちを輝かせるお手伝いをする
名古屋金山スタイルUP専門(シェイプアップ、姿勢改善、痛み・動き改善)パーソナルトレーニング
『sun-archパーソナルスタジオ』代表棚橋哲也です。
姿勢を綺麗にしようと肩甲骨を内側に意識的に寄せたり、姿勢改善のグッズで肩甲骨を寄せるグッズがたくさん販売されています。
巻き肩や猫背を改善する為に硬まっている前側の筋肉を緩めたり、外側に広がっている肩甲骨を寄せるエクササイズをする事は効果的です。
但し、日頃から必要以上に肩甲骨を寄せる事は身体にとって悪影響になります。
今回は肩甲骨の本来の位置から何故肩甲骨を寄せる意識がNGなのかをお伝えします。
肩甲骨の正常な位置
一般的な肩甲骨の正常な位置は
・肩甲骨の上の角が胸椎2番目と同じ高さ
・背骨から肩甲骨内側の距離が指3〜4本分ぐらい
・肩甲骨の下の角が胸椎7〜8番目の高さ
と言われています。
この肩甲骨を必要以上に内側に寄せてしまうと、様々な弊害が出てきます。
肩甲骨を過剰に寄せるデメリット
背面の筋肉が緊張する
肩甲骨を内側に寄せようと意識すると、背中を寄せる為の背面の筋肉が必要以上に緊張します。
また肩甲骨が寄りづらいのを無理やり、肩をすくめて肩骨を寄せようとすると…
首・肩・背中の凝りを発生させてしまいます!
腕の動きが悪くなる
肩甲骨は、胸郭(肋骨)の上を中心線より30度程前に浮いているようについていめす。やや広がって前に傾いている
状態が理想の位置であり、この角度で動かしていくときに安定した肩の動きが行えます。
試しに肩甲骨を内側にグッと寄せて、腕を上げてみてください。
腕が上げづらくなるのが分かると思います。
腕の上げ方↓
肋骨が外側に広がる
肩甲骨を過剰に寄せようとすると、腰を反ろうとする動きが入ります。
この腰を反らそうとする動きでは、本来の身体を支えるお腹周りの締め付けの力が弱くなり肋骨が外に広がってしまいます。
肋骨が広がると…
お腹が出やすくなってり、呼吸が浅くなったり、腰への負担が増すなどの弊害が出て来てしまいます。
反り腰改善呼吸↓
肩甲骨は安定させる方が大事!
これまで肩甲骨を内側に寄せる意識のデメリットをお伝えしました。
肩甲骨は沢山の動きをしますが、本来は首や肩の動きをサポートする安定性が求められる関節です。
肩甲骨を寄せる意識ではなく、
①上げて→下げる(脱力)
②背骨を伸ばす
を意識して、肩甲骨が安定した状態をつくることが大切になります。
次回は、肩甲骨が理想的な位置に安定する為に必要なエクササイズをお伝えします!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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